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スタッフインタビューInterview

星 竜平
【作業療法士】星 竜平入社7年目

「どんな意識で働くのか」が成長のカギ
いちスタッフ → チーム → 会社という視点の
広がりが僕にもたらした成長

うまくいかないのは、人のせい環境のせい

僕は元々精神科デイケアに勤めていましたが、自己研鑽の一環として参加したWRAPの研修で統括管理責任者に出会い、精神科訪問看護に興味持つようになりました。入社前には作業療法士の強みをどうやって精神科訪問看護に活かそうかと希望に溢れていましたが、実際は右も左も分からず、利用者さんの話を聞くことで精一杯の日々が続きました。そのような時に陥ったのが、人や環境のせいにすることでした。利用者さんのことや日々の業務がうまくいっていないと感じるたびに、「所長なのにちゃんとしてくれない」「会社の方針がおかしいのではないか?」と人や環境のせいにしている僕がいました。怒りをぶつけたところで、自分の行動は変えていないので、現状起こることも変わらず、悶々とした日々を送ることも多かったです。

作業療法哲学に助けられる

ある時、作業療法の勉強をしている時に、ウイリアム・ジェームスの「行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」という言葉を知り、結局変えられるのは「自分の行動」と「今」だけと再認識するようになりました。その視点で人のせいや環境のせいにしている自分を振り返り「発信者の意図や思いを度外視して、自分が感じた感情のままに行動してしまっているのではないか?」という考えにたどり着きました。そのことがあってから、全てのことに対して「この人の伝えたいことは何なのか?」「どうしてこのような発信をするのか?」と考えるようになりました。今では「イラっとしたら → 気持ちを一旦停止 → 相手が何を意図しているのか」を意識して、まずは相手の思いを聞くようにしています。

本を読んで驚く星氏

役割の変化の影響

みのりでの働く期間が長くなるにつれ、自分個人のケアだけでなく、チームのことを考える余裕が出てきました。中堅と呼ばれるようになり、周囲の期待や自分の行動も変わってきたように感じるようになった頃、チームから反感をかうことが何度かありました。自分としては「今までどおり」発信していたつもりが、チームにはそう映っていなかったのだと思います。管理者ではなく(少し長く経験して見えてきているだけ)、周りよりも少し熱心に取り組んでいるだけなのに、周囲は新人の頃の僕が所長に感じていたように、僕に何かを期待して思うように行動しない僕にイライラしていたのだと思います。実は、このように考えるようになったのも、作業療法の勉強をしているときに「役割は、自覚しているものだけでなく、周囲の期待も含まれる」というものを見つけたからです。 今では、半年に1度の面談の機会を活用し、自分の思いや、役割を「周囲の期待、自分の役割意識、実際の行動」にわけて整理することを続けています。

自転車に乗る星氏

職種を超えた活動

6年目に入ったころから、訪問看護ステーションの全体像を知るために、事務や教育に携わるようになっていきました。訪問の現場ではなく、事務から見る訪問はまた違ったものでした。僕たちがケアに集中できるのも、一手に引き受けてくれている事務のおかげと感謝するのと同時に、ステーション運営の一端を知ったことで「自分たちが行っている訪問は経済活動なんだ」という意識も芽生えました。
いちスタッフだった時にはなかった視点が、今では沢山あります。いちスタッフ → チーム → 会社という視点の広がりがあるからこそ「どんな視点で、なんのために、どんな言葉で伝えるのか」が大切であると気付きました。
入社時は「訪問に行く」以外の行動はイメージできていなかったですが、いろいろな経験を通して視点が広がった今、今後の働き方のイメージも広がりました。

未来の仲間へのメッセージ

トキノでは企業の理念をベースに職種を活かせること、そして職種を超えた仕事が可能です。「どのように働いていきたいのか」「どのように働くことが出来るのか」について、それぞれの人に合わせて一緒に考えてくれる風土があります。
訪問看護ステーションだから訪問しかできない、看護師だから、作業療法士だから○○しかできないと決めつけることなく「自分を活かして働く場」を一緒に作っていきませんか?