スタッフインタビュー
看護だけではない働き方を見据えて
「社長になりたいんです」
- 2014年入社
- 2016年奈良(新規開設)所長
- 2019年統括所長
「農業がしたいんです」
- 2014年入社
- 2016年安全管理委員会委員長
- 2019年人材活用推進部
「自分ごと」として仕事に向き合うまで
小瀬古
トキノに入社する前から、すべての仕事を「自分ごと」の意識で働いていると自覚していたのですが、今振り返ると「人のせい環境のせい」にしていた発言があったと思います。
入社後、みのりの看護を伝える音声と中村文昭さんの「人のせい、環境のせいにしない」をテーマとしたCDをひたすら聞き続けていました。それらを交互に聞くうちに、「人のせい、環境のせい」にしている他者の言動が気になるようになってきて…。
けど、それだけでは、すぐに「自分ごと」として考えたり、行動したりできるようになったわけではなく、まずは「人のせい環境のせいにしない」という行動から始めたのを覚えています。考えるより、動く。行動から始めるということですね。
そうすると、人のせいや環境のせいにしている人が気になってくるんですよね。「違うやろ」とか、「あかんわ」と、つい指摘や批判したくなってしまう。けど、みのりでは、まず『相手のことを知るための行動が大切』と言われ続けていたので、「なんで、こんなふうに考えるんやろう?」とか「なんでこんな言い方になるんやろう?」と意識的に考えるようになりました。それを繰り返すうちに、相手を通じて、自分を知る機会も増えていったと思います。
もうひとつは、責任ある役割を担う経験は大きかったですね。分岐点としては、所長に就任した新規開設したときと、現在の統括所長として会社全体を見るようになったときです。それぞれの時期に「自分ごと」が増えたような気がします。今考えると、役職に就く前から責任も役割もあったはずなんですが、そこには気付いていませんでしたね(笑)
木下
私は中村文昭さんの「返事は0.2秒」を意識しながら仕事に向き合う中で気付きました。今までも与えられたことにはしっかりと取り組んでいたのですが、それが「農業をしたい」っていう夢と繋がっていなかったんです。看護を頑張ったり、興味のあることをしてみたり。自分なりには行動していたつもりだったんですが、夢を叶えるために何を頑張っていいか分からなかったんでしょうね。でも、身近に夢を語りながら、仕事を通して形にしていっている仲間を見て、今取り組んでいる経営や組織づくりの視点が自分の夢につながることに気づいたんです。つながったら、自然と「自分ごと」になっていました。
あとは、夢を実現するためには資本がないと無理と気付いたことですね。資本を確保するためには会社の成長が必要で、そのために自分が出来ることは会社に貢献すること。会社は私の夢を応援してくれているので、会社の成長が自分の夢を実現するためには必要不可欠って気付いてからは「自分ごと」の範囲がグッと増えました。
今後の展望とメッセージ
小瀬古
自分が経験してきたことを通して、他者貢献につながる何かを「創造する」。これが、私が初めに言葉にした「社長になりたい」の核と考えています。「創造する」ことを続けたい。この思いはあっても、1人では、ゆとりがなく創造はふくらみません。一緒に創造してくれる仲間をお待ちしています。
木下
既存の医療・福祉サービスの中だけで循環していくのではなく、色々な立場の人が交わり合うことのできる場所作りを目指しています。
出会う人、もの、環境、全てに相互作用や刺激を受けながら、いつまでも子供のようにキラキラしたおっさんを目指してます。あなたの特技、趣味、興味は私の刺激になります。トキノでお待ちしています。