8/19~21までの3日間に日本精神看護協会が主催する実習指導者研修の「気づきを活かす事例検討」に精神科認定看護師の小瀬古がファシリテーターとして参加しました。
精神科看護で行われる事例検討は「看護師」「患者」「患者、看護師関係」「臨床状況」の4局面をグルグルと展開していくと言われています。それは看護過程におけるアセスメントや計画では記述されないこともあり、関係性、臨床状況などは事例検討を行うことで始めて気づくことがあります。
今回参加した小瀬古の気づきの一つとして他施設の人達と一つの事例を深め検討することによって普段の自分のケアを見つめ直し、また他の人たちは普段どのようなケアを行っているのかということに触れることができるということでした。事例検討に出される事例は大抵、どのような方でも対応やケアに苦慮するだろうという事例が多いです。だからこそ当たり前のことをもう一度、確認しケアの手がかり、足がかりを見つけて行く必要があると思いました。
臨床から一歩離れた場所で事例検討を行い、気づきを臨床に活かすことは、利用者様に最善のケアを提供することにつながると考えています。
今回の気づきを訪問看護で活かしていきたいと考えております。よろしくお願いします。