「精神疾患への理解と支援」をテーマに講義!

統括所長補佐の岡本史彦です。

2025年7月23日、大阪府の福島区民センターにて、地域包括支援センターの職員の皆様を対象に「精神疾患への理解と支援」をテーマに、講師として登壇させていただきました。

研修の前半では、精神疾患の基本的な理解を共有した上で、特に神経発達症とパーソナリティ症に焦点を当てました。これは、事前に職員の方々から「これらの障害を持つ(もしくは疑われる)方への支援に難しさを感じている」というご意見を伺っていたためです。

私が講義で心がけているのは、「受講者の感覚や感性に響くよう、本質を伝えること」です。単なる知識伝達にとどまらず、物事の本質が理解できるような伝え方を工夫しています。

そうすることで、理屈では分かってもなかなか腹落ちしない部分が感覚として腑に落ち、受講者の方々が「当事者の方の大変さはこういうことだったのか」と納得できるようになることを目指しています。

精神障がいをもつ方々に起こっている精神症状というものは、自分とはまったくかけ離れた世界の出来事ということではなく、本質を理解すれば、自分との一致点やつながりを見出すことができると思っています。

実際、研修後には「精神疾患を持つ方との関わりに対して気持ちが重くなっていましたが、この講義を聞いて考え方や印象が変わりました」というご感想もいただき、大変励みとなりました。

まだまだ講師として未熟な点も多いですが、今後も支援者の皆様にとって有益で、支援活動の活力となるような研修を提供していきたいと思います。

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