2024年7月16日に奈良県の中和保健所にて、退院支援計画書に関するクライシス・プランについて、小瀬古が話をしてきました。
内服を促すために精神科訪問看護の導入を依頼されたとき、訪問看護を受ける利用者さんはどのように感じているのだろうか。
もしかしたら、訪問看護の導入理由が別の形で伝えられているかもしれません。
例えば、「話を聞いてくれる人がいた方がいいでしょう」など。
でも、周囲が訪問看護に期待していることは、実際には内服を促すことだったりします。
支援者として、そんな状況でどのように対話の場を持てば良いのでしょうか。
その場面や関わる人によって対応は異なるでしょうが、常に中核に据えるべきはご本人の思いです。
ご本人の思いを中心に置きながら、周囲の人たちの声も大切にしていく必要があります。
単に退院支援計画書の項目内容を埋めるだけではなく、その本質には何が大切なのか。
そのような話しをさせていただきました。