第14回日本在宅看護学術集会にて登壇!

第14回日本在宅看護学術集会、シンポジウム7「精神科領域における在宅看護の可能性を多様な視点から考える」の企画および座長を弊社の小瀬古が務めさせていただきました。また依存症の方に向けた訪問看護の実践として弊社、東京支店の所長である堤が登壇しました。
依存症の方に向けた訪問看護。
児童精神専門の訪問看護。
家族支援を主にした訪問看護。
そして当事者の立場からの訪問看護。
まさに多様性を無限大にするシンポジウムになりました。
当事者の加藤さんのお話に訪問看護を卒業という言葉を使わず、一区切りという話がありました、卒業というと「もう訪問看護を再開できないというニュアンスを受けてしまう」ということでした。
そこに児童精神に特化して実践されてい校條さんの「子どもの看護として、どこを区切りとするのか」という提言、そして家族看護の立場からの小松先生からの「卒業という言葉を使っていたが、もしかしてら支援者の押し付け的なニュアンスに伝わっていたかも」という振り返り、依存症看護の堤さんからは「卒業したあとでも、また再度、クライシスになったときに利用できるというこたの共有」といった援助希求の在り方。
それぞれがそれぞれの立場からのお話が、最後はつながっていくようで、本当に楽しく学びの多いシンポジウムでした。
もうひとりの座長、萱間先生には、小瀬古の初シンポジウム座長のサポートをいただき、本当に助かりました。
それぞれの立場から、それぞれの話ができる時間を持てたことが非常に有意義に感じた学術集会でした。