2025年5月31日(土)~6月1日(日)に石川県金沢市で開催された「第35回日本精神保健看護学会 学術集会・総会」に参加いたしました。今大会のテーマは 「心のケアのユニバーサル化と安心の考究」。全国各地から多くの実践者・研究者が集い、活発な議論が交わされました。
弊社からは、ポスターセッションにて「訪問看護ステーションにおけるリフレクティングを活用した管理者面談の新たな取り組み」を発表いたしました。実践現場での対話的アプローチを取り入れた管理者面談の工夫について、具体的な方法とともに紹介し、多くの参加者の方々に関心を寄せていただきました。
また、交流セミナー・ワークショップを3つのテーマで開催いたしました。
1つ目は「現場で活用!リフレクティング体験ワークショップ」
実際に体験しながらリフレクティングの手法を学ぶワーク形式のセミナーで、現場での活用を見据えた実践的な内容となりました。
2つ目は「自分を知ることを通して考えるセルフマネジメントのあり方 〜メンタルヘルスリテラシーの視点を活用して〜」
弊社の方で開発した冊子を使いながら、利用者さまと一緒にどのようにセルフマネジメントを考えていけばいいのかを体験していただきました。
3つ目は「精神保健看護学の実践・教育現場で活用できる 渡辺式家族アセスメント/支援モデル」
家族支援に活用できる実践モデルとして、渡辺式家族アセスメント・支援モデルの理解と活用法を深めるワークショップを開催しました。 
さらに、ランチョンセミナーにも協賛し、登録者数64万人を超える精神科医・益田雄祐先生をお迎えして、
「YouTube発!メンタルヘルスリテラシーの新たな広がり ~登録者数64万人の益田先生の視点から~」と題した講演を開催。AIと臨床をつなぐ未来志向の内容に、多くの参加者が耳を傾けていました。
さまざまな発表や対話を通じて、これからの精神保健看護の可能性と責任を改めて感じる2日間となりました。今後も学術集会や研修会などを通して、実践と知見を深めてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。





