2026年9月3日に山口県にて開催された「主任介護支援専門員更新研修 受講要件研修」において、当事業所の小瀬古が講師を務めさせていただきました。
当日は、ケアマネジャーをはじめとする139名の皆様にご参加いただきました。
今回の研修テーマ
「精神疾患とともに生きる利用者への支援
〜実践的な対応と精神科訪問看護の効果的な活用を学ぶ〜」
研修では、精神疾患の基礎的な理解だけでなく、日々の支援のなかで実際にどのように関わるのか、多職種がどのように連携していくのかという視点から、具体的な実践についてお伝えしました。
研修の主な内容
- 統合失調症、うつ病、アルコール依存症など、精神疾患ごとの特徴や症状のメカニズム
- 利用者との対話や関わりにおいて大切にしたいポイント
- 精神科訪問看護の役割と、ケアマネジャーとの連携
- 精神科訪問看護ステーションを選ぶ際の視点
- 精神科訪問看護を利用する際の具体的な依頼・連携方法
実際の支援場面をイメージしていただきながら、精神疾患を抱える方への具体的な関わり方についてお話ししました。
支援者自身の「関わり方」について考える
質疑応答では、日頃から利用者と向き合っている皆様だからこその、具体的なご質問やご意見を数多くいただきました。
そのなかでは、精神疾患を抱える方への対応方法だけでなく、支援者自身が抱える迷いや難しさ、そして 「支援することが、かえって相手を傷つけることになっていないか」 という視点についても共有する機会となりました。
精神科領域の支援では、「何をするか」だけではなく、「どのような姿勢で相手と関わるか」も重要です。
利用者の生活や価値観を尊重しながら、必要な支援をどのように届けていくのか。そのためには、一つの職種だけで抱え込むのではなく、ケアマネジャーや精神科医療、精神科訪問看護など、それぞれの専門性を活かした連携が欠かせません。
今回の研修が、明日からの支援を考える一つのきっかけとなり、地域におけるより良い多職種連携につながれば幸いです。
ご参加いただいた139名の皆様、ならびに研修の開催・運営にご尽力いただいた関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。