ハーム・リダクション実践講座のお知らせ!

研修会開催のお知らせ

変化の激しい医療・福祉の現場において、常に学び続けることは欠かせません。

今回の研修では、「ハーム・リダクション」をテーマに、明日から実践できる知識とヒントをお届けします。ぜひこの機会にご参加ください。

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【オンライン】

現場で役立つ実践的アプローチを学ぶ!

ハーム・リダクション実践講座

 

【開催日時・講師】

  • 第1回:理論編:2025年6月12日(19:00〜21:00)|松本俊彦
  • 第2回:事例編:2025年7月17日(19:00〜21:00)|小瀬古伸幸

参加費:8,800円(税込)
締め切り:2025年6月11日21:00

各研修終了後、2週間限定のアーカイブ配信(録画配信)あり。当日参加できない方も、安心して申し込みしていただけます。

 

【アーカイブ配信期間】

  • 第1回:2025年6月26日AM9:00〜2025年7月10日AM9:00
  • 第2回:2025年7月24日AM9:00~2025年8月7日AM9:00

 

詳細&お申し込みはこちら

↓↓↓

https://20250612.peatix.com/
 

【主な内容】 

ハーム・リダクションとは、薬物やアルコールなどの物質使用を完全に断つのではなく、健康的・社会的・心理的なリスクを最小限に抑えることを目指すアプローチです。

これは、若年層を中心に増加する自傷行為への対応にも通じる考え方です。

物質使用が現実に存在することを前提に、使用者の健康と人権を尊重しながら支援を行います。支援者が、単に「お酒を減らす」「薬物をやめさせる」といった視点にとどまらず、害を低減し、安全な使用やセルフケアを促進する支援を選択できるようにします。

自傷行為についても同様に、単なる「問題行動」として扱うのではなく、「そうせざるを得なかった背景」に目を向けることが求められます。自傷そのものを否定するのではなく、自傷に伴うハーム(害)をいかに減らしながら、その人が日々の生活を続けていけるのか。そのような視点での支援が、今、現場で求められています。

本研修では、看護師をはじめとする対人援助職が、現場で迷いながらでも、自分なりの支援の方向性を見出し、選択できるようになるための知識と実践的な視点を提供します。判断に迷う場面における支援の選択肢を一緒に増やしていきましょう。

 

【ハーム・リダクションのよくある誤解】

ハーム・リダクションは物質使用を容認するのか?
いいえ。ハーム・リダクションは物質使用そのものを容認するのではなく、使用と誤用の違いを理解した上で、使用者の健康と安全を守るために、誤用によって生じる害を低減する現実的なアプローチです。使用者を非難するのではなく、その人の状況に応じた安全な選択肢を支援者と共に考えていく関わり方を重視します。

【使用をやめることが最終目標ではないのか?】
場合によります。断酒、断薬を目指すこともありますが、まずは害の低減を優先し、使用者の意思と状況に応じた支援を提供します。厳罰的なアプローチがかえって支援を遠ざける可能性があることを理解し、安全な環境の場や安心して「使用について話せる」関係性を築いていきます。

 

【参加対象者】

  • 看護師(訪問看護師、病棟看護師、精神科看護師など)
  • 対人援助職(保健師、ケアマネジャーなど)

ご参加の方、お待ちしております!

 

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